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レゲエ発祥の地、ジャマイカで大麻が非犯罪化

レゲエ発祥の地、ジャマイカで大麻が非犯罪化

ピーター・トッシュ

4月15日、レゲエ発祥の地として知られる中米・ジャマイカで大麻の所持や栽培などが非犯罪化されました。
ジャマイカ政府はアメリカ合衆国のいくつかの州やウルグアイを始めとした各国の大麻の合法化や規制緩和の流れの影響を受け、この法改正に踏み切りました。

ジャマイカでは大麻は一般にガンジャと呼ばれ、これまでも一般のジャマイカ人たちが日常的に吸引しており、さらにラスタファリアンと呼ばれる人々からは神聖なものとして崇められてきました。

今回の法改正はアメリカ合衆国のいくつかの州のような完全な合法化ではなく、2オンス(56g)までの所持が5ドルの罰金刑という微罪処分へと変更され、逮捕されることも前科がつくこともなくなりました。
また、5株以内の大麻の自家栽培も許可され、成人ラスタファリアンの儀礼的な大麻の使用は初めて合法とされました。
医療大麻産業やヘルスツーリズム、大麻由来製品の開発の一翼を担うことを目指して、科学研究のための大麻は合法化されます。
また、海外で医療大麻を処方されている外国人も、滞在中に厚生省の許可を得て56グラムまでの医療大麻を合法的に購入することができるようになります。

この法改正について、ボブ・マーリィの古いご近所さんだったというトレンチタウンに住むラスタファリアン、通称Natureさんは「バビロンの警察はラスタマンがガンジャをスモークするって虐めてきたんだ。だけど時代は代わってそんな煽動も止まったのさ」と述べています。

現在は微罪処分への変更といういわゆる「非犯罪化」ですが、今後大麻産業を担う体制が整うにつれてさらに状況は変化していくことが予想されそうです。まだまだ道はこれからですが、ジャマイカのレゲエミュージシャンでラスタファリ運動の先駆者としても知られたピーター・トッシュ(上写真)も喜んでいるのではないでしょうか。

【 BUZZAP! 2015年4月15日】

ラスタファリアン
1930年代にジャマイカの労働者階級と農民を中心にして発生した思想運動。聖書を聖典としてはいるが、特定の教祖や開祖は居らず、教義も成文化されていない。それゆえ宗教ではなく、思想運動であるとされる。基本的にはアフリカ回帰運動の要素を持つ。



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      hemp

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